日時：

2015年6月29日（月）15:00〜
 

場所：

京都大学人文科学研究所本館　1階セミナー室2
 

報告者：

Oliver Rathkolb（ウィーン大学現代史教授）
 

報告タイトル：

“Post-War Restitution and the Long Shadow of the Nazi Past in Austria”
「オーストリアにおける戦後補償問題とナチ支配の暗い影」(通訳なし)
 

概要： 
ナチス時代に没収されたユダヤ系ウィーン市民の絵画コレクションの戦後における返却補償問題を扱います。
発表は英語で行われます（通訳なし）。また氏の発表の後、野村真理さんより20分ほど、コメント／解説を頂けることになりました（日本語）。
発表内容と関係するラートコルブ氏の論文としては、以下のものがネットで公開されております。
Olivr Rathkolb　 "From 'Legacy of Shame' to the Auction of 'Heirless' Art in Vienna: Coming to Terms 'Austrian Style' with Nazi Artistic War Booty,"　
リンクは以下です
http://www.museum-security.org/ww2/Legacy-of-Shame.html

戦後オーストリアの対ユダヤ人補償問題を扱った野村さんの論文ともども、ご参照ください。
野村真理「二つの顔を持つ国ーー第二次世界大戦後オーストリアの歴史認識とユダヤ人犠牲者補償問題」

（弁納・鶴園編『東アジア共生の歴史的基礎』御茶の水書房、2008年、所収）